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  2. JOB Scopeで実現するジョブ型人事

職務・職務等級・評価・報酬の関係

ジョブ型人事の骨格となる職務に設定する等級・評価・報酬の関係は?

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職務

企業理念・経営戦略・事業戦略に基づいて組織設計が行われます。設計された組織の単位である部門の目的遂行のために業務を担う単位です。(例:インサイドセールス/システムエンジニア等)

職務等級

 職務の役割や職務内容、成果責任等への評価に対して等級を設定するものです。現行バージョンのJOB Scopeでは、役割等級として職務単位で設定しますが、次期バージョンでは「職務等級」に変更予定です。

評価

 職務に設定する職務等級ごとに評価基準を定義します。JOB Scopeでは評価基準はSABCD判定にて昇給昇格が号俸で移動する仕組みです。また、賞与算定の評価にも活用します。さらに、職務等級ごとに「行動評価」と「業績評価」のウェイトを設定することで、上位の職務等級ほど業績評価にウェイトを置きます。反対に、下位の職務等級は、より行動評価にウェイトを置いて人材開発を図ります。


報酬

 JOB Scopeでは、職務価値を評価して職務ごとにジョブランクを設定します。これは、厚生労働省の賃金構造基本統計調査を基に作成した「ランク型賃金」と連動して基本給の設定を行います。別途「各種手当」にて職務別や社員の家族や働き方での手当を設定します。

JOB Scopeでは、職務記述書作成時に「ジョブランク設定」にて、職務に対する8指標5段階での評価判定結果を基に簡単に設定する事が可能です。